イッタラ ティーマ ライトライラック セージグリーン プレート 17cm,iittala teema light lilac sage green

2025.3.10

イッタラ ティーマ「ライトライラック」「セージグリーン」新登場!

北欧を代表するテーブルウェア「ティーマ」シリーズに、春らしいパステルカラーの新色が登場しました!

淡いパープルが大人っぽい雰囲気の「ライトライラック」と、爽やかでナチュラルな「セージグリーン」。シンプルなティーマのフォルムに映えるやわらかなカラーです。
可愛らしくて華やかな「ローズ」や人気の「リネン」「パールグレー」など、既存のカラーとも相性抜群。あたたかみのある食卓を演出してくれます。

すでにティーマシリーズをお持ちの方はもちろん、初めてティーマを使ってみようという方にも、おすすめのカラーなのでぜひ手に取ってみてください。

ティーマ ライトライラック ラインナップ

ティーマ セージグリーン ラインナップ

ティーマ カラーバリエーション

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「キルタ/KILTA」から「ティーマ/TEEMA」へ。
歴史をおさらい

Designer

カイ・フランク/Kaj Franck

1911-1989

カイ・フランク/Kaj Franck

1940年代の北欧やヨーロッパの家庭では、単用途で華美な装飾を施した「ディナーセット」を揃えるのが一般的とされていました。ところが第二次世界大戦によって物資だけでなく住宅も不足し、狭小な住環境に暮らす市民が多かったなどの背景もあり、豪華なディナーセットは、一般的な家庭にとって、決して使いやすいものではありませんでした。
そんな悩みを脱却すべく、カイ・フランクは、装飾的な要素は色釉のみ、コンパクトに収納でき、必要に応じて買い足しができる、シンプルな形で多用途なテーブルウェアシリーズとして「キルタ」をデザインしたのです。
画期的な思想のキルタシリーズは、受け入れられるまでに時間がかかりましたが、「Smash the service!(ディナーセットを粉砕せよ)」というスローガンのもと、会社をあげての宣伝の結果、その後大ヒットを記録することになります。
しかし、発売から20年を迎えた1973年、原材料の高騰やオイルショックの影響などもあり生産終了が発表され、1975年には惜しまれつつ廃盤となりました。

ところが、国内だけではなく海外からも復活を望む声が多かったため、カイ・フランク監修のもと1981年に「ティーマ」として生まれかわります。
素材が陶器から磁器に代わり、オーブンだけでなく電子レンジや食洗機にも対応できるようになりました。
2002年頃にはグループ統合・ブランド再編により、ティーマは「アラビア/ARABIA」社から「イッタラ/iittala」グループのブランドへ組み込まれることになります。
2005年にはティーマシリーズのリニューアルにより、アイテム・サイズ・カラーなどが大幅に変更されました。
そして、2016年にはフィンランドの工場が閉鎖され、生産拠点が海外へ移行されるなど、時代の波に流されながらも、 現在でも、カイ・フランクの理念を継承し、北欧を代表する食器として愛され続けています。

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