イッタラ／iittala　アラビア／ARABIA

デザイナー カイ・フランク／Kaj Franckが、1948年にデザインした 名作「キルタ／KILTA」をベースにより使いやすさを追求して生まれたテーブルウェアです。 どんな食器とも相性の良いシンプルなフォルムが特徴。 カラーバリエーションが豊富なため、様々なコーディネートを楽しむことが出来ます。 1981年に製造が開始されて以来、本国に留まらず世界中で愛され続けている 「北欧食器の定番」と言えるアイテムです。

1952年にカイ・フランクによって生み出された「ティーマ／Teema」を基に、使い手のライフスタイルにとことん寄り添い、無駄は極限までそぎ落とすという彼の思想を受け継ぎながら、和食を含むアジア料理に合うように、複数のアジア人デザイナーとイッタラのデザインチームとでつくられました。

ティーマのフォルムに、「ミナ ペルホネン」の皆川明さんが描き下ろした鳥の模様が描かれたテーブルウェアをはじめ、ファッションアイテムまで展開した特別なシリーズ。

ティーマシリーズと同じカイ・フランク／Kaj Franckによるデザイン。 もともと1958年代にアラビア／ARABIA社で作られていた「ヌータヤルヴィ／Nuutajarvi」のグラスが ベースとなっています。毎日使うことを考えて作られた、一切の無駄がない機能美を追求した タンブラー。半世紀経った今もなお、愛され使い続けられていることが使いやすさを 証明していると言えます。

ラップランドの氷が溶ける様子にインスピレーションを得てつくられた「ウルティマ ツーレ／Ultima Thule」シリーズ。フィンランドデザイン界の巨匠、タピオ・ヴィルカラ／Tapio Wirkkalaの代表作ともいえるガラス作品です。1968年に発表された後、フィンエアーの機内やラウンジ用の器として採用されたことによって、イッタラの知名度とともに、「フィンランドの旅の思い出といえばウルティマ ツーレ」という認識が広まりました。

「オイバ・トイッカ／Oiva Toikka」が手掛けた「ツンドラ／Tundra」は、イッタラの前身であるガラス工房「ヌータヤルヴィ／Nuutajarvi」で1970年からわずか２年間のみ生産された希少価値の高いシリーズ。フィンランド最北の地ラップランドを含む「ツンドラ地帯」に生息する植物や生物、景色などから着想を得てうまれたデザインです。

「陶芸界のプリンス」ビルイェル・カイピアイネンによって1969年にデザインされた 不朽の名作「パラティッシ／Paratiisi」。 パラティッシはフィンランド語で「楽園」を 意味します。大胆に描かれた植物やフルーツの絵柄は、上品で落ち着いた印象。 デザインの美しさは、食卓をより一層、魅力的にしてくれそうです。

フィンランド語で『日曜日』を意味する「スンヌンタイ／Sunnuntai」。「パラティッシ／Paratiisi」の誕生50周年を記念して、パラティッシのデザイナーであるビルイエル・カイピアイネンによって70年代に生み出されました。名前のとおり、休日ならではのワクワクとした気分を盛り上げるような明るい色柄が魅力です。

フィンランドのデザイナー オイバ・トイッカ／Oiva Toikka（1931ー2019）の偉大な功績を称えて、2021年に誕生したコレクション。イッタラのデザインチームがトイッカのアーカイブを調査した際に発見された作品のパターンやスケッチから、テーブルウェアやホームテキスタイル、アートポスターなどを展開しています。

フィンランドのデザイナー オイバ・トイッカの代表作「カステヘルミ／Kastehelmi」シリーズ。 カステヘルミとは「朝露のしずく」を意味し、水滴のようなデザインが特徴。 元々、1964年から1988年まで生産されていたシリーズでしたが、2010年に復刻を果たします。 発売から半世紀以上経ったいまもなお、変わらず人々を魅了しています。

繊細な植物のデザインを得意とするエステリ・トムラの代表作「クロッカス／Krokus」。1978年から２年間のみ販売された、希少価値の高いシリーズです。生命力あふれるクロッカスを真上や真横から描く独特の構図と、葉や花の脈まで細かく描き込まれたライン、そして美しい色合いは、エステリ作品の特徴です。

「アラビア／ARABIA」を代表するデザイナーであるエステリ・トムラ。フィンランドの自然や花、植物を好み、その多くをモチーフとして作品を残してきました。彼女がアラビアに在籍した1947年から1984年の37年間で手がけたデザインは約150にのぼり、ヴィンテージとなった今なお根強い人気を誇ります。彼女のデザインは、今なおフィンランドの家庭で愛され続けています。

世界的に有名なフィンランドの建築家 Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)。フィンランドの湖から インスピレーションを受けて作られた独創的なフォルム。イッタラで製造されている製品の中で 最も有名とされるほど、多くの人に愛され続けています。ガラスのベースは、いまも イッタラの工房にて職人たちによる手吹きで制作されています。

フィンランドの建築家 アルヴァ・アアルト／Alvar Aaltoの妻であるアイノ・アアルト／Aino Aaltoが1932年にデザインしたグラス。80年以上の長きにわたり、 世界中で愛され続けています。表面につけられた凹凸は、冷たいものを入れた時に 濡れた表面で手を滑らせしまうことがないようにという、 女性デザイナーらしい 細やかな心遣いから生まれました。

2012年、イッタラから脚つきタイプのグラス「レンピ／Lempi」が登場しました。 スウェーデンのデザイナーマッティ・クレネーレ／Matti Klenellによるデザイン。 華奢なワイングラスとは違い、入れる飲み物を選ばない日常使いが出来るグラスです。 脚がカップ部分にすっぽり収まるので、場所をとらずに積み重ねて収納が出来ます。

北欧の冬を彩る、ガラスのオーナメント。オイバ・トイッカがデザインしたアップルや、赤のグラデーションが美しいシンプルなボール型のオーナメントは、ガラス特有の上品さがあり、子どもから大人まで楽しめます。職人が、ひとつひとつマウスブローで製作した質の高いガラスは、窓辺に飾り自然光があたる様子や、ガラス越しのキャンドルのあかりを眺めたりと、クリスマス以外にも、一年を通して目を喜ばせてくれるアイテムです。

フィンランド語で「宝石」を意味する「キビ／KIVI」。フィンランドデザインを牽引する ヘイッキ・オルボラによるデザイン。人気の2大北欧ブランド、イッタラとマリメッコの コラボレーションアイテムです。カラーバリエーションが豊富で、何色かならべて 飾ってもそれぞれのカラーの美しさがより際立ってその魅力を増します。

映画「かもめ食堂」で使用され日本でも人気を集めたアラビア 24hシリーズ。トゥオキオ／TUOKIOとはフィンランド語で「moment（瞬間）」を意味します。 パターンは、ヘルシンキを拠点に活動するデザイナー Helorinne＆Kallio(ヘロリンネ＆カッリオ)のふたりによって デザインされました。手描き風の粒模様をあしらい、どこか和の雰囲気も感じさせる 落ち着きのあるデザインに仕上がっています。

フィンランドのデザイナー ヘイッキ・オルボラ／Heikki Orvolaが手掛けた「24h」シリーズ。映画「かもめ食堂」で使われた鮮やかなブルーのプレートアベック／Avecは、カティ・トゥオミネン＝ニーットゥラ／Kati Tuominen-Niittylaがパターンを施した器です。畳のような柄は、お椀などの和食器とも相性が良く、日本の食卓で活躍してくれます。

フィンランド出身の若手アーティスト、アルミ・テヴァが描く「プータルフリ／Puutarhurit」。2023年に創業150周年を記念してデザインされたシリーズです。フィンランド語で「庭師」を意味するその名のとおり、植物の隙間から小さな庭師たちが覗いている遊び心のあるデザインです。

フィンランドを代表する児童文学「ムーミン／MOOMIN」に登場するキャラクターたちが「アラビア／ARABIA」からテーブルウェアで登場しました。原作のストーリーに沿った イラストが描かれた、季節限定のデザインなどもございます。

ビルイェル・カイピアイネンが手掛けたテーブルウェアシリーズ「アピラ／Apila」。1971年に発売されたオリジナルは、わずか1年で廃盤。2006年〜2010年にかけて復刻版が発売されましたが、そちらも廃盤となり、今では大変貴重なアイテムとなっています。 優しいタッチで描かれたクローバーが、食卓を明るく彩ってくれます。