本棚や食器棚の片隅にひょいとぶら下がるユニークな「モンキー」。こちらは、カイ・ボイスンの代表作でもある木製玩具。1951年に発表されて以来、子どもから大人まで多くの人々に愛され続け、今や北欧デザインのアイコン的存在となっています。
好きな場所に引っ掛けたり、座らせたり。ポーズを変えて楽しめるオブジェとして、いつまでも遊び心をくすぐってくれます。
ぶら下がりに適した手首と長い腕を持ったモンキーは、元々は高いところに手の届かない子どものためのフックとしてデザインされたものでした。大人のハンガーに片手を掛け、もう片方の手で子どものコートや帽子を掛けるという仕組み。
現在手にすることができるモンキーは衣服をかけるための強度は持ち合わせていませんが、その誕生の背景からカイ・ボイスンの愛情深くウィットに富んだ発想力を伺い知ることができます。
首、肩、股関節、手首、足首が360°可動できる仕組みになっているので、様々なポーズをとることができます。可動部分はゴムや紐で接合されており、柔軟性と耐久性に優れています。