スウェーデンの陶磁器ブランド、「グスタフスベリ/GUSTAVSBERG」の代表的デザイナー「スティグ・リンドベリ/STIG LINDBERG」による、コーヒーカップ&ソーサー。ほとんどのアイテムが、一度生産が途絶えてしまったものの、熱烈なファンの声に応えるかたちで復刻されたもの。とはいえ、今でも50年前とほぼ同じ工程で生産されているため、大量生産は叶わず、希少性の高いアイテムばかり。
小ぶりなカップと、同柄のソーサー。ちょっと濃いめのコーヒーを、きゅっと飲んで1日をスタートさせたいときや、小休止したいときに、ちょうどぴったりなサイズ感です。
少し縁に向けて広がるかたち。そしてやや厚みのあるぽってりとした仕上げです。
「ベルサ」と「チュールチュール」だけは筒型で、高台にポツポツっとした点が周りを囲むようについているのが特徴。大好きなコーヒータイムがもっと楽しみになる心踊るデザイン。使う喜びを教えてくれる、カップ&ソーサーです。
同じ柄で容量の大きいティー用のカップ&ソーサーもあります。家族やゲストの方の好みに合わせてお選びください。
■ベルサ/BERSA
1960年に発表された、リンドベリの代表作とも言えるデザイン。ベルサとは葉っぱを意味するのだそう。繰り返される模様の中に生き生きとした植物の息吹を感じさせる、飽きのこない柄は、定番でありロングセラーでもある所以です。
■アダム/ADAM
1956年に発表された人気シリーズ。規則正しい丸の羅列は数学的で、日本であれば丸紋なのですが、やはりドットと呼ぶのがしっくりくる感じ。男性にもファンが多いので贈り物におすすめです。
■スピサ・リブ/SPISA LIBB
1955年にスウェーデンのヘルシンボリで開催された「H55展」で発表されたシリーズ。白地にいく筋もの線が縁取るデザインは日本にもあるようで、やはり北欧の香りがするのが不思議。縁を引き締める太めのラインがポイントとなって、普段の食卓にもシックに調和します。
■アスター/ASTER
菊の花をモチーフとしたアスターシリーズは、レッドとブルーの2色展開。ポップとも形容できるデザインは、日本におけるしっとりとした菊のイメージをさらりと覆して、軽快です。こっくりと濃い赤と青は、対にして並べるとその色合わせが目を引きます。贈りものにも喜ばれること間違いなしです。
■プルーヌス/PRUNUS
1962年に発表。はち切れそうな青々としたプラムが並んだ、日本で特に人気が高いシリーズ。使う人をワクワクさせるデザインは、スティグ・リンドベリならではです。
■ブラックサーリックス/BLACKSALIX
ラテン語で「柳の葉」を意味する「サーリックス」。モノトーンでグラフィカルなデザインは、1954年、展示会で発表されて以来、多くのファンの心を捉えています。
■チュールチュール/TURTUR
鳥も葉っぱも枝も、全てが呼吸しているかのように活き活きと描かれたシリーズ。生産期間は1972年から2年間のみと、もともと生産量の少なかった本作は、復刻版でもなお希少なアイテムです。