ランプシェードを選ぶ、というのはよく聞く話ですが、こと電球に関しては、選択肢があったとしても色調や電球の種類くらいかと思っていました。
イギリス発、電子機器を設計する「フルガー/Hulger」社の創設者によるプロジェクトから生まれた新しい電球、「プルーメン/PLUMEN」は、美しいと思える電球が世の中にないこと、そして「ひらめき」の象徴であるはずの電球が、150年間ほとんど姿を変えていないのはおかしい、という思いから生まれました。
「プルーメン」は何より、そのデザイン性が世界中のファンを引きつけています。
輝く知恵の輪を眺めているような気分になる「プルーメン 001 LED」と、縦、横、斜めと角度によって変化する表情を楽しみたい「プルーメン 002 LED」の2種類。
柔らかい光と曲線のあるデザインは、そのまま吊るしただけでも、十分インテリアの役目を果たします。調光にも対応しているのでリビング、寝室での利用にも。LED電球なので従来の白熱電球の20%程度の電力消費で、しかも寿命は10倍以上という点もうれしいところ。
美しいデザインに加えて使い勝手や環境への配慮も両立……となれば、評価も高まります。
2010年に発表されて以来、数々のデザイン賞を獲得。ロンドンのヴィクトリア&アルバート ミュージアム(Victoria & Albert museum)での展示、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ヘルシンキのフィニッシュデザインミュージアム(Finish Design Museum)など名だたる美術館のコレクションにも選定されました。
既成概念を飛び越えて生まれた新しい電球の温かい灯りは、ランプシェードなしで楽しむのも、お好みのカバー越しに楽しむのも。とらわれずに色々な楽しみ方ができるはずです。