実験室から生まれたと言われる「ケメックス/CHEMEX」のコーヒーメーカー。
フラスコと漏斗が一体化したような無駄のないデザインは、プロダクトデザイナーの先駆けとも言える柳宗理にも愛されていたそう。
そんなケメックスで淹れたコーヒを楽しみたい人のために、ケメックスで使われるためだけにつくられたグッズ。これがまた、ケメックスファンも納得のデザインと実用性を兼ね添えているのです。
ドリッパー不要のケメックス。
専用の「コーヒーフィルター」は、自分で折ってかたちを整えて使います。
一般的なものに比べて20~30%の強度と厚みのあるフィルターは、コーヒー豆の酸味と油分を取り除き、スッキリとした雑味のない味わいのコーヒーに。
きれいな深い円錐形が、安定した濃さで抽出することを可能にするので、この味でなくては満足しないコアファンがいるのも頷けます。
折り紙のようにフィルターをつくる作業も、コーヒーを淹れる毎朝の楽しい儀式の一部になりそう。
3カップ、6カップ、「ハンドブロウ」の5カップにも共通して使えるガラス製の「カバー」もあります。
コーヒーの保温だけでなく、酸化防止にも。
保管するときの埃よけとしてもあると嬉しいアイテムです。
ケメックス独特の一体ガラスでできたかたちは、まるっと洗えて清潔感がありますが、底面までしっかり洗いたいときには、専用の「ブラシ 6カップ用」が役立ちます。6カップと「ハンドブロウ」の5カップで使えるサイズのみで、ケメックスの道具らしいシンプルなデザインがしっくりきます。
ケメックスにはまったら、少しずつ道具も揃えてみるのもおすすめです。