食事の時間なら、薬味や調味料、付け合せの副菜に箸休めのお新香。
おやつの時間やお風呂あがり、夜のリラックスタイムなら、和菓子、洋菓子、ナッツに乾き物。
毎日何かと使う小皿だから、シンプルで使いやすいものを選びたいものです。
スウェーデンを拠点に活動するアーティスト集団「アーバン フォレスト/Urban Forest」所属のガラス作家、山野アンダーソン陽子さんがデザインし、波佐見焼製品の企画を行う「東京西海(とうきょうさいかい)」が製造販売を行った「リム プレート」は、まさにそんな理想をかなえてくれる器。
直径10cm程度の小さなプレートですが、使いやすさを感じられる工夫が随所に見られます。
リムは程良く幅があり、手に取りやすい。そして醤油やお酢などの汁気のあるものを入れるのにちょうどいい深さもあります。
グレー、グリーン、ブラウンの色付けがされた縁のおかげで、家族や用途によって使い分けすることもできます。
また、長崎県波佐見町でひとつひとつ丁寧に手作業でつくられているため、釉薬のかすれに器の表情を楽しむこともできます。
メインの料理は乗らないけれど、なんだかんだで気付けばいつも食卓に登場する名脇役。あればあるだけ使える、何枚あっても困らない器です。