しなやかで丈夫な竹材を使い、10の色に塗り分けられた「いろどり箸・うるう箸」。その色彩は、情趣に富む日本の風景を思わせる、どこかつつましい和の色調。他の食器を引き立て調和する、毎日の食卓に寄り添う美しい箸です。
「公長斎小菅(こうちょうさいこすが)」は、100年以上も京都で竹細工をつくり続けている老舗メーカー。商品の大小を問わず隅々まで丁寧に仕上げられた製品は、宮内庁や各宮家の御用達となり、国内外から高く支持されています。
竹は成長が早い上に農薬を使わず育てられるため、昨今注目されているエコな素材。一晩で1mも伸びるほどの成長力と、一年中枯れることなく次々に芽を出すことから、健康と子孫繁栄を象徴する縁起ものでもあります。
「いろどり箸・うるう箸」は、竹由来の抗菌性を有し、口当たりが滑らか。そして軽くて丈夫なので、お年寄りから手の小さな子どもにも持ちやすいのも嬉しいポイントです。「食い先一寸」と言われる、丸く細く仕上げられた箸先によって、すべりやすい豆や小さな米粒でもしっかりと掴むことができる理想的なお箸なのです。
サイズは、大人の手に丁度いい「大(約23cm)」と、小ぶりな「小(約20cm)」の2種。どちらも各10色ずつのカラーバリエーションから選ぶことができます。家族の好みで揃えたり、季節や料理で使い分けしたり、来客用にストックしたり。ライフスタイルに応じて時に買い足しながら、共に年月を重ねる暮らしの道具として長くご愛用ください。