シングルサイズのブランケット。「Horses on the hill」は横向きのデザインなのでソファーカバーにするのもおすすめです。写真は左から「Horses go to the moon コットンブランケット BL×GY」、「Horses on the hill ウールブランケット NV×WH」、「Horses go to the moon ウールブランケット NV×WH」。
横向きの柄のデザインがユニークな「Horses on the hill ウールブランケット」。「GY×WH」はモノトーンのお部屋にも合うシンプルなカラーです。
丘で草を食む馬たちが描かれた「Horses on the hill ウールブランケット NV×WH」。深い色合いが安らぎを与えてくれます。
寝室の雰囲気をあたたかに変えてくれる、「Horses go to the moon ウールブランケット GY×BR」。
軽くてあたたかく、チクチクしない肌触りがうれしい「Horses go to the moon ウールブランケット NV×WH」。
ヴィロードのような滑らかさとコットンの柔らかさを併せ持った触り心地のシュニールコットンを使用。写真は「Horses go to the moon コットンブランケット GR×PK」。
月夜に飛び立っていく馬の姿が描かれた神秘的なデザインです。写真は「Horses go to the moon コットンブランケット BL×GY」。
一枚の布が語る 北欧の原風景
Horses on the hill、Horses go to the moon ブランケット(クリッパン×ミナ ペルホネン)
天然素材を使用して丁寧につくられる製品と洗練されたデザインで世界中から愛されるスウェーデンの「クリッパン/KLIPPAN」と、産地と連携した生地づくりでも知られる「ミナ ペルホネン/minä perhonen」のコラボレーション。クリッパン創業140周年記念でもあるブランケットが届きました。
クリッパンとミナ ペルホネンのコラボレーションは三部作。今回のシリーズが最後を飾ります。
第一弾は2013年の、北欧の深い森への憧憬や思いが表現された「ハウスインザフォレスト/HOUSE IN THE FOREST」。ちなみにスウェーデン国外のデザイナーの起用は、この時が初めてだったそうです。
そして2017年には第二弾、森から湖へ、自然とともにありたいという北欧の人々の気持ちを映し出した「レイクインザバレー/LAKE IN THE VALLEY」が続きます。
そしてこの「ホースオンザヒル/Horses on the hill」と「ホースゴートゥーザムーン/Horses go to the moon」がコラボレーション三部作の第三弾となります。皆川明氏が北欧を旅したときに感銘を受けたという景色や、スウェーデンの人々にとって、とても身近な存在だという馬がいきいきと描かれています。デザインにはそれぞれに皆川氏の詩も添えられています。
「Horses on the hill」
丘陵の続く
大地に馬たちは
脈々と生命を
繋いできた。
丘に吹く風を送り、
草を食み、
過ぎ行く時に想いを
馳せている。
「Horses go to the moon」
満月の夜、馬たちは
月を見上げた。
月光を浴びた背からは
羽が生まれ、
馬たちは月へ
飛び立っていった。
一枚のキャンバスに見立てたブランケットには、皆川氏が想う北欧の原風景が広がっています。「ホースオンザヒル/Horses on the hill」と「ホースゴートゥーザムーン/Horses go to the moon」では、大自然に生きる馬たちの営みや、神秘的な姿が大らかに描かれ、落ち着いた色彩によって表現されています。そんな雄大な風景が暮らしの中にすっと溶け込み、安らぎを感じさせてくれるのです。
素材の「エコラムウール」は殺虫剤使用を極限まで抑えた牧草で健康的に育てられた、生後6〜7ヵ月の仔羊から刈り取った羊毛のみを利用。軽くて暖かく、しかもチクチクしないのが特徴です。見た目だけでなく、手触り、そして素材までも魅力的です。
「ホースゴートゥーザムーン/Horses go to the moon」にのみある「シュニールコットン」はどっしり、重量感があって滑らかな肌触りが気持ち良いブランケット。こちらはオーガニックコットン100%で、夏にはさらりと滑らか、冬には空気を含んで暖かです。
素材、使い心地、耐久性……さまざまな面で自信を持って提供できるものづくりを140年に渡って続けるクリッパン。 国は違えど、どこか響き合う二つのブランドの、かわいいだけではないブランケットは、人生に長く寄り添ってくれそうです。