デンマークの巨匠、カイ・ボイスンの木製動物シリーズ4作目にあたる1953年発表の「ゾウ」。丸みのあるどっしりとしたボディーに、つぶらな瞳、くるくる動く首や足、パオーンと持ち上がる鼻など、思わずキュンとしてしまう要素がいっぱいです。
鼻、首、前後足の全6カ所が可動するので、歩いたり・立ったり・座ったり、まるでサーカスのゾウのようにいろんなポーズをとることができます。二足立ちのバンザイポーズもお手のものです。さらに、ゾウの特徴といえば長い鼻。鼻を高く持ち上げると、「あーん」と口を開けたようなかわいいしぐさに。あちこち動かして、いろんな表情をつくれるのは、同シリーズの他の動物たちにはない魅力のひとつです。
1934年にデザインされた「ドッグ」に始まり、代表作ともいえる「モンキー」やちょっとシュールな「パンダ」など、カイ・ボイスンの木製動物シリーズは、「丸みがあり、柔らかく手に持った時の心地良さを大切に」というデザイン哲学のもと、ひとつひとつ手作業で丁寧につくられています。
首や足の接合はシンプルな丸ホゾで胴体に差し込むだけの構造なので、鼻以外の部位は360度回転させることができます。木材には無垢のオーク材を使っており、天然オイルで仕上げているので、お子さんが誤って口にしても安心です。年月とともに変化する木の風合い、日々のお手入れで木の光沢と色合いの深みが増していくのをお楽しみいただけます。
ミニと一緒に並べて親子ゾウのように見せたり、他の動物たちとじゃれあうように並べたり、物語をつくるように飾る楽しみも。小さい子どもから大人まで、長く遊べる木製オブジェは、ギフトにもおすすめです。