大人な愛らしさを感じさせるモチーフと色鮮やかな絵付けが魅力的な徳永遊心(とくながゆうしん)さん。作品の中でも人気の高い「ミモザ」シリーズの器が届きました。繊細な線で描かれた茎や葉に対して、花の部分はぷっくり立体感のある黄色の上絵付けが印象的です。
黄色い房状の花を咲かせるミモザは、「思いやり」「友情」「優雅」などの花言葉を持つ春の花です。春のまだ柔らかい陽の光を浴びて、ふわふわと風に揺れる姿はとてもかわいらしく、見ている人に幸福感を与えてくれます。このミモザを、リムに沿って大胆に描いた絵柄は、まるでリースのよう。
使いやすい平皿は、まさに日々の食卓で活躍する器。副菜やスイーツを盛り付けたり、取り皿にちょうどいい「6寸」と、メインのおかずや、ワンプレートメニューも似合いそうな「7寸」の2種類をご用意しました。縁にはしっかりつくられたリムがあるので、汁気のある料理も安心して盛り付けられます。
テーブルに飾るお花や、凝った料理がなくても、このお皿一枚で「おもてなし」感も演出できます。淡くやさしい色味なので、季節を問わず通年使えるほか、使わないときは絵皿として飾っても素敵ですね。
石川県にある九谷焼の窯元「九谷青窯(くたにせいよう)」から独立し、金沢に自身の工房「遊心窯」を構えた徳永遊心さん。成形から焼成まで遊心さん本人がひとりで手掛け、九谷青窯時代にはなかった遊心さんのサインが入ります。
遊心さんならではの繊細でやわらかなデザインと、使いやすさを考え尽くしたサイズ感や丈夫さ。「ミモザ」シリーズの器は、普段の食卓にちょっとしたうれしさを運んできてくれそうです。