ぷっくり立体的に描かれた白い小花が可憐で印象的な、葛西国太郎さんの人気シリーズ「デイジー/DAISY」。手描きならではのひとつひとつ異なる花びらの表情に、あたたかみを感じます。
葛西さんは、歴史ある九谷焼に新たな息吹をもたらした、石川県の窯元「九谷青窯(くたにせいよう)」を経て、2016年に京都にて独立。「HANI(ハニ)」という自身のブランドを立ち上げ、作陶活動を続けています。マットでしっとりとした釉薬の質感と、ぷっくりと立体的に描かれた小花はひとつひとつ手作業によるもので、焼き色具合から柄の盛り上がりまで二つと同じものが無いのも魅力です。
丸くふんわりした花姿が可愛らしいデイジーは、日本名をヒナギクと言い、小さな菊のような花を咲かせます。その清らかな姿からヨーロッパで人気があり、イタリアでは国花にもなっています。和食器でありながら、どこか西洋のデザインのような雰囲気を持ち、さまざまなテーブルウェアと合わせてコーディネイトを楽しめます。シンプルな食卓のアクセントに、この丸皿を並べれば、いつもの食卓に花が咲いたような、ちょっと特別な気持ちになれそうです。
7寸皿は、サラダやおかずなど毎日の食卓に。6寸皿は、ケーキやフルーツの取分けにちょうどいいサイズです。やさしい印象のグレーは食材の存在感を邪魔しないカラーなので、幅広い料理に合います。使うほどに愛着がわく温かみのあるうつわを、毎日の暮らしに取り入れて、華やぎを添えてみませんか?