ご飯やうどん、そばなどの主食、煮物、焼き物、揚げ物などの主菜、サラダ、スープなどの副菜と、それぞれの料理に合わせて器を使い分けることが多い私たち日本人の食卓。従来の「ティーマ/Teema」シリーズを使っていて、お茶碗や小鉢、取り皿のようなサイズ感の器があったらいいのに、と思ったことはありませんか?
まるでそんな思いに応えるかのように2017年に登場したのが、「ティーマ ティーミ/Teema Tiimi」シリーズ。ティーマの生みの親であるカイ・フランクが大切にしていた、シンプルかつ機能的であるという精神を受け継ぎつつ、よりアジア各国の料理に合うよう、複数のアジア人デザイナーとイッタラのデザインチームによってつくられました。フィンランド語で「チーム」を意味する「ティーミ/tiimi」という名は、ものづくりの過程でチームワークを大切にしたフランクの遺志を表しています。
ボウルは0.33Lと0.34Lの2種類。0.33Lは、ザ・お茶碗というかたちながら、レンジ、オーブン、食洗機、冷凍に対応しているティーマの使い勝手を備えたもの。ご飯を冷凍したり、レンジで解凍するなど、陶器のお茶碗には出来ないことを可能にしてくれます。
0.34Lは、スープや味噌汁のような汁物から、切り干し大根やひじきの煮物、サラダなどを盛るのにちょうどいい小鉢のような器。小さな子どもの汁ものや麺類、さらには、離乳食用の器にもぴったりのサイズです。21cmくらいのプレートに乗せると余白ができるので、パンやおかずとスープのワンプレートにするなど、コーディネートの幅が広がります。