とにかく暗くて寒い北欧の冬。朝の9時頃にようやく明るくなったと思ったら、午後3時過ぎには日が落ちる……。気分まで暗くなりそうな長い冬を、北欧の人々は家の中を明るくあたたかく快適にすることで楽しみます。
北欧では『ユール』と呼ぶクリスマス。ツリーや部屋の飾りつけ、プレゼント、ごちそうなどの準備をしながら、年に一度、家族や親戚と過ごす日本のお正月のようなイベントの日をワクワクと待つのです。
フィンランドのガラスメーカー「イッタラ/iittala」の「オーナメント」は、北欧の人々の『家の中を明るく楽しく』とデコレートする気持ちを具現化したようなアイテムです。
「アップル」は、フィンランドのデザイナー、オイバ・トイッカ/Oiva Toikkaのデザイン。1989年に発表されたオブジェ「フルーツ&ベジタブル」シリーズのアップルを小さくし、オーナメントとして飾れるように紐をつけて、3個セットにしました。絵本の中に描かれたりんごをそのまま立体にしたような、ほのぼのとしたデザインと、ガラス特有の上品さがあり、子どもから大人まで楽しめるかわいらしさが特徴です。
「オーナメントボール」と「ミニオーナメントボール」は、赤のグラデーションが美しく、大人のクリスマスにぴったり。
職人が、ひとつひとつマウスブローで製作しているので、個体差がありますが、これもひとつの魅力。ガラスの質の高さは説明するまでもなく、クリスマスツリーに飾るのはもちろんのこと、かごやプレートに入れておくだけで存在感のあるインテリアに。窓辺に飾ったり、吊るしたりして、自然光があたる様子や、ガラス越しのキャンドルのあかりを眺めたりと、ガラスだからこその楽しみ方があります。クリスマスの時期だけではもったいない、一年を通して目を喜ばせてくれるアイテムです。