カチッとハマった“シンデレラフィット”な収納がもてはやされるようになってしばらく経ちますが、ちょっと窮屈に感じる人もいるかもしれません。そんな方におすすめしたいのが“見せる収納”です。
フィンランドのテキスタイルブランド「ヨハンナ・グリクセン／Johanna Gullichsen」の「ファブリックバスケット」は、軽くてやわらかく、丈夫な布製のバスケット。織りで表現されるパターンには存在感があるのに、どんな空間にも馴染みます。布なので、使用しないときは折り畳んでコンパクトになるのも魅力。さらに、容量に幅があるので、入れるものを選ばない、これがファブリックバスケットの真骨頂です。
サイズは３種類。「XS」は、薬、サプリ、ハンドクリームやリップクリームをまとめて入れたり、ヘアケアやメイクアップ用品を収納したりできるサイズです。「S」は、パンや袋菓子、乾物など、生活感が出るのであまり見せたくないけれど、頻繁に使うので仕舞い込んでしまうのはちょっと……というものを入れるのにぴったり。編み物や刺繍など、趣味のものを入れておくのにもいいでしょう。「M」は、ショールやマフラー、ブランケットなどの布ものや、脱いだ衣服を入れるランドリーバスケットとして使える大容量サイズ。Mのみ持ち手があるため、引っ掛けて収納しておくこともできます。軽くて持ち運びも楽にできるので、子どものおもちゃやぬいぐるみの収納にもおすすめです。
収納のコツは、ものを入れすぎないこと。バスケットを複数使いし、ひとつひとつの収納量を減らせば、見つけやすく、取り出しやすく、心が穏やかに。アイテムも気持ちも“見せる収納”で生活を整えてはいかがでしょうか。