これだけミニマルなのに、それだと分かるのは、優れたデザインのなせる技でしょう。
デンマークの名だたるデザイナーや建築家たちが手がけた木製オブジェを、現代に蘇らせる「アーキテクトメイド／ARCHITECTMADE」の「ペンギン／PENGUIN」。


左からミニ、スモール
1950年代にデンマーク屈指のシルバーウェアブランド『Cohr（コール）』の黄金期を築いた銀細工デザイナー「ハンス・ブンデ／Hans Bunde」（1919-1996）。愛する３人の娘たちのために、1954年にブンデがつくった３体の木製のペンギンを、アーキテクトメイドが再現したのがこのペンギンです。


左からスモール、ミニ
天然のビーチ材の木目と、マットブラックのバランスが絶妙です。瞳や羽といった細かな描き込みがなくとも、フォルムとカラーリングだけでペンギンだとわかります。くちばしから喉元、頭から尾にかけての曲線、腹部のおおらかなカーブで、斜め上を一心に見つめるペンギンをいきいきと表現。どの角度から眺めても、隙のない美しさです。


左からミニ、スモール
「ミニ」と「スモール」の２サイズ。ペンギンは群れでいるから、サイズ違いや同サイズを複数飾るとよりペンギンらしい景色に。気分や飾る場所によって、向きあわせたり、同じ方向を向かせたりして楽しんでください。

常に上を向いているペンギンたちを眺めていると、不思議とこちらの気分まで上向きになります。シンプルなデザインが好きな大人にこそ飾ってほしいオブジェです。