2023年11月10日(金) ~ 11月26日(日)@free design吉祥寺店
スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。彼女のものづくりに対する豊かな発想力は92歳を迎えた現在も変わらず、今もなお数々の作品を生み出し続けています。
free design 吉祥寺店では、今年もリサ・ラーソンのヴィンテージ作品を一堂に集めたフェアを開催いたします!
リサにとって最初の量産シリーズ「LILLA ZOO」をはじめ、人気の「アフリカ」シリーズや「ABC少女」シリーズなど、動物や人物をモチーフにした作品を含む300体以上のヴィンテージ作品が大集結します! また「ユニークピース」と呼ばれる世界に1体しかない希少な作品も手に取ってご覧いただけます。
ユーモラスで愛らしい、見た人を惹きつける貴重なコレクションの数々をぜひお見逃しなく!
PICK UP
- 300体以上の作品が吉祥寺店に集結!
- 世界にひとつだけ、「ユニークピース」の魅力
300体以上の作品が吉祥寺店に集結!
3回目の開催となる「ヴィンテージ リサ・ラーソン フェア 2023」。今回も300体を超えるヴィンテージ作品が吉祥寺店に大集合します!
リサ・ラーソンがグスタフスベリに在籍していた頃の作品やフリーとなってさまざまな企業とコラボレーションして生まれた作品、そして世界にひとつしかない貴重な「ユニークピース」など多数ご覧いただけます。
1.動物モチーフの作品
イヌやネコ、ライオンなど動物モチーフが多いリサ・ラーソンの作品。それぞれの特徴を捉えながらもフォルムや表情、色合いから彼女のユニークな視点が垣間見え、見ると思わずほっこりしてしまう不思議な魅力があります。
ケンネル/KENNEL(1972-83年)
1972年から1983年まで制作されたイヌのシリーズ。毛並みやフォルムからそれぞれの特徴を捉えつつ、キリッとした顔立ちの子もいれば、きょとんとした表情の子もいたりと、なんともいえない愛くるしさを感じます。スパニエルやブルドック、プードルなど、犬好きの方はついつい集めたくなってしまうのではないでしょうか。
ノアの方舟/Noaks Ark
(1979-83年)
製造期間が4年と短く希少なシリーズ。聖書にある「ノアの方舟」からインスピレーションを受け、2つに重なりあった動物がデザインされています。ライオン、ペンギン、ラクダなど動物によって重なり方が異っているところがおもしろく、前からだけでなく後ろからみても可愛らしい作品です。
風景動物/Landskap Djur
(1990-92年)
リサ・ラーソンが1990年にWWF(世界環境保全団体)の絶滅保護動物のためにデザインしたもの。彼女がフリーランスとなった時にJIEケラミークに提供した、スウェーデンの各地を代表する生き物をテーマに制作されたシリーズです。
2.人モチーフの作品
リサの作品の中には人物をモチーフにしたものも多く存在します。スポーツ選手や財務大臣、漁師、本を読む女の子などそのバリエーションはさまざま。リサが生み出す人々はまるで命が宿っているかのような繊細さと、思わず微笑んでしまうチャーミングさが溢れています。
ABC少女/ABC FLICKOR
(1958-73年)
シリーズ名のABCは、少女たちの名前(アマーリア、ベアータ、シャルロッタ、ドーラ、エマ)の頭文字から名付けられました。物憂げに本を読んでいる少女たちが印象的なシリーズです。
当初はブックエンドとしてつくられていましたが、重量が軽すぎたためオブジェとして販売されました。
世界の子どもたち/ALL VARLDENS BARN(1970年代)
国連児童基金/ユニセフのためにつくられたシリーズ。当初はイースト、ウエスト、サウス、ノースの4体で構成されていましたが、その後さらに4体が追加され、合計8体の作品が販売されました。
このシリーズはグスタフスベリが買収された後も継続してつくられ、今もなおケラミックステュディオンで製造されています。
世紀の変わり目/SEKELSKIFTE
(1975-83年)
6体の子どもたちで構成されているシリーズ。ジュリア、オスカー、アンナの3人のみ、白いストーンウェアでつくられているため顔が白いのが特徴です。
水平さんの洋服を着ている男の子や姿勢を正してかしこまっている女の子がなんとも可愛らしく、見ているだけで癒される作品です。
長くつ下のピッピの作者である「アストリッド・リンドグレン」の子ども時代の写真をみて着想を得たのだとか。
世界にひとつだけ、「ユニークピース」の魅力
愛くるしくチャーミングな作風が印象的なリサですが、「ユニークピース」は対照的に独特な質感と雰囲気を纏っています。リサの想いや作風がストレートに表現され、量産された作品と比べると見た人を惹きつける深みがあるのがユニークピースの魅力です。
写真のアイテム以外にもたくさんのレアピースが揃いますので、この機会にぜひご覧ください。
リサ・ラーソンを知る
Designer
リサ・ラーソン/Lisa Larson
1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。
大学卒業後、スティグ・リンドべリ/Stig Lindbergからスカウトを受け、当時スウェーデン最大の陶芸制作会社であったグスタフスベリ社に入社。
卓越したデザイン力で表現する動物や人間のオブジェに、愛情あふれる眼差しや、時に鋭いメッセージを忍ばせたりして、数多くの作品を生み出しています。
代表作品
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1956年 「LILLA ZOO(小さな動物園)」シリーズ
初の量産化シリーズ。スティグ・リンドベリがリサの4本足のネコを手にし、「これをもう少し展開してみるのはどうか」と提案したことから端を発した最初のシリーズ。
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1958年 「STORA ZOO(大きな動物園)」シリーズ
「大きな動物」といっても、ネコやロバまでも入った不思議なラインナップのシリーズ。今回のフェアではシマウマなどレアな作品も揃います。
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1965年 「AFRIKA」シリーズ
ライオン、ゾウ、タイガーなどで構成されたシリーズ。代表作ともいえるライオンは、日本市場でのリサ人気が爆発するきっかけとなったもの。
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1972年 「KENNEL」シリーズ
犬の表情やフォルムなど特徴がよく捉えられたシリーズ。リサはこのシリーズ以外にも多くの犬のオブジェを手がけました。
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1977年 「SKANSEN」シリーズ
スウェーデンの「SKANSEN/スカンセン」という名前の動物園にいる動物たちをモチーフにしたシリーズ。
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1979年 グスタフスベリを退社。
フリーデザイナーとしてRORSTRANDやJIE、WWFなどとコラボし、希少なアイテムが生まれた時期。
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1992年 ケラミックステュディオンを設立。
グスタフスベリ社時代の製品を復刻するため、リサと複数人の仲間たちで設立。熟練した職人がひとつひとつ忠実に再現を行っています。
リサのオブジェと飾りたいインテリアアイテム
オブジェを引き立てるインテリアマットやディスプレイスタンドなど、リサの作品と一緒にインテリアを楽しめるアイテムをご用意しています。
「ヨハンナ・グリクセン/Johanna Gullichsen」の日本限定シリーズであるパズルマットは、バリエーションが豊富でインテリアの幅をぐっと広げてくれるアイテム。30×12cmというサイズ感なのでどこに置いても馴染んでくれ、季節や気分によって色や柄を変えて楽しめる優秀なマットです。
ポットマット(アイアムクラムジー)
今年から吉祥寺店で取り扱いをスタートした「アイアムクラムジー/I AM CLUMSY」のポットマットは、ウールのあたたかみと落ち着きのあるカラーリングが魅力。陶器でつくられたものが多いリサのヴィンテージ作品と合わせるとより一層あたたかみが増し、思わず写真を撮ってしまいたくなるようなお気に入りスポットが完成すること間違いなし。
ドライフラワー(北中植物商店)
可愛らしいオブジェのほかに、フラワーベースも制作しているリサ・ラーソン。季節の花を素敵に束ねた、北中植物商店さんの「ドライフラワー」は、リサのヴィンテージベースとも相性抜群です。
昨年のイベントの様子
Online Shop
オンラインショップでは現行商品をご購入いただけます。開催概要
【開催期間】
2023年11月10日(金)~11月26日(日)
【会場】
free design 実店舗
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
営業時間:11:00-19:00
無休
【ご来店に関する注意事項】
※展示会期終了後に発送させていただく商品もございます。予めご了承ください。
※会期中は、多くの方のご来店が予想されるため、お並びの人数によっては開店時間を繰り上げる可能性がございます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
※周辺店舗様のご迷惑にならないよう、当店階段下より先のお並びはお断りしております。
※階段下以降になるお客様には整理券をお渡しいたします。整理券をお持ちのお客様は指定の時間に優先的にご案内いたします。
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※店内が混雑してしまった場合には、ご入店を制限させていただく場合がございます。ご不便をおかけすることになり、誠に恐縮ではございますが、何卒ご理解のうえ、ご容赦いただけますよう、お願い申し上げます。
フェアの最新情報はインスタグラムにてご紹介いたします。