free design フリーデザイン ヴィンテージティーマフェア2024

ヴィンテージティーマフェア2024

2024年3月8日(金) ~ 3月17日(日)@free design吉祥寺店

free design 吉祥寺店では、2024年3月8日(金)~3月17日(日)の期間、「ヴィンテージ ティーマ フェア 2024」を開催いたします。

シンプルな形と使いやすさで今もなお世界中で愛用されている北欧食器の定番「ティーマ/Teema」シリーズ。“フィンランドデザインの良心”として知られる、カイ・フランクによってデザインされました。

昨年もご好評いただいた「ヴィンテージ ティーマ フェア」。今年も特に人気を誇るイエローに加え、2000年以降惜しくも廃盤となってしまったカラーなど、およそ400点を超えるヴィンテージティーマが勢揃いします。

この機会に暮らしのスタンダードアイテムとして、ティーマを取り入れてみませんか?

CONTENTS

  • 約400点以上のキルタ・ティーマが大集合!
  • あの廃盤カラーにも出会えるチャンス!

約400点以上のキルタ・ティーマが大集合!

キルタシリーズ ティーマイエロー

ティーマの中で特に日本で人気なカラーであるイエローを中心に、マグやプレート、ボウルにカップ&ソーサーなど、およそ400点を超えるヴィンテージティーマを集めました。
ティーマを語る上でかかせない「キルタ」シリーズやARABIAロゴがついているアラビアティーマ時代のものなど、今ではつくられていないフォルム、カラーが並びます。時代に合わせて少しずつ変化をしてきたティーマシリーズですが、基本的なデザイン理念は変わらないので、年代の違うものや現行品と合わせてもしっくり馴染みます。

mini column
バックスタンプの移り変わり

オーブンが使えることを伝える「KILTAロゴ」、”王冠ロゴ” と呼ばれる「ARABIAロゴ」、 ARABIAからiittalaへ移行時の「iマーク」と「ARABIA」が並記されたロゴなど、 バックスタンプからも時代を感じることができます。かすれて消えてしまっているものもあり、ティーマの長い歴史を物語っています。どの時代のティーマなのかを判別する目安のひとつになっているので、マニアの間では必見のポイント。手に取る際にはぜひ裏返してみて、バックスタンプも忘れずにチェックしてみてください。

あの廃番カラーにも出会えるチャンス!

ティーマ廃番カラー ティーマ廃番カラー

今回は、昨年も人気だったオリーブグリーンに加え、ターコイズやテラコッタ、サンドなど2000年以降廃番となったカラーもご用意しています。豊富なカラーラインナップもティーマならではの魅力。
数年単位で入れ替わるカラーもあれば、1度きりの限定カラーもあるティーマシリーズは、その瞬間の出会いを大切にしたいアイテムです。「あのとき買っておけばよかった……!」という後悔をしたことがある方は、ぜひこの機会にお目当てのカラーを探してみてください。

「キルタ/KILTA」から「ティーマ/TEEMA」へ。

Designer

カイ・フランク/Kaj Franck 1911-1989

カイ・フランク/Kaj Franck

1940年代の北欧やヨーロッパの家庭では、単用途で華美な装飾を施した「ディナーセット」を揃えるのが一般的とされていました。ところが第二次世界大戦によって物資だけでなく住宅も不足し、狭小な住環境に暮らす市民が多かったなどの背景もあり、豪華なディナーセットは、一般的な家庭にとって、決して使いやすいものではありませんでした。
そんな悩みを脱却すべく、カイ・フランクは、装飾的な要素は色釉のみ、コンパクトに収納でき、必要に応じて買い足しができる、シンプルな形で多用途なテーブルウェアシリーズとして「キルタ」をデザインしたのです。
画期的な思想のキルタシリーズは、受け入れられるまでに時間がかかりましたが、「Smash the service!(ディナーセットを粉砕せよ)」というスローガンのもと、会社をあげての宣伝の結果、その後大ヒットを記録することになります。
しかし、発売から20年を迎えた1973年、原材料の高騰やオイルショックの影響などもあり生産終了が発表され、1975年には惜しまれつつ廃盤となりました。

ところが、国内だけではなく海外からも復活を望む声が多かったため、カイ・フランク監修のもと1981年に「ティーマ」として生まれかわります。
素材が陶器から磁器に代わり、オーブンだけでなく電子レンジや食洗機にも対応できるようになりました。
2002年頃にはグループ統合・ブランド再編により、ティーマは「アラビア/ARABIA」社から「イッタラ/iittala」グループのブランドへ組み込まれることになります。
2005年にはティーマシリーズのリニューアルにより、アイテム・サイズ・カラーなどが大幅に変更されました。
そして、2016年にはフィンランドの工場が閉鎖され、生産拠点が海外へ移行されるなど、時代の波に流されながらも、 現在でも、カイ・フランクの理念を継承し、北欧を代表する食器として愛され続けています。

開催概要

【開催期間】
2024年3月8日(金)~3月17日(日)

【会場】
freedesign 実店舗
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
営業時間:11:00-19:00
無休

フェアの最新情報はインスタグラムにてご紹介いたします。