■ Gustavsbergs Porslinsfabrik 1954-80(KERAMIK STUDIO)

リサ・ラーソンがグスタフスベリ社に在籍し活躍した1954-80年まで作品が紹介されています。

年代ごと、シリーズ別に名前、サイズなど丁寧に紹介されていて、資料としても大変価値のある内容となっています。
リサ・ラーソンのデザインの中ではお馴染みのAfrikaシリーズのライオンやKennelシリーズのブルドッグをはじめ、レアなオブジェやプレートまで数多くの作品が掲載されています。

昨今の北欧ブームで再度脚光を浴びたリサ・ラーソン。 日本でも、復刻版の動物オブジェが人気ですが、こちらの本でぜひリサ・ラーソンのオリジナル作品に触れてみてはいかがでしょうか。

■ Osterlen -Lisa & Gunnar Larson

2012年に行われたリサ・ラーソンのエキシビジョンを記念して作られた一冊。

陶芸家のリサ・ラーソンと夫で画家のグンナル・ラーソン夫婦のサマーハウス（避暑地）でのひとときが写し出されています。
創作の様子、アトリエの部屋だけでなく、仲睦まじい夫婦の姿、日常の暮らし、スウェーデンの美しい景色など、彼らの作品のルーツが感じられる1冊です。

撮影したのは木寺紀雄氏。木寺氏は、「リサ・ラーソン作品集」でも写真を担当しており、その時以来、再び訪れたエステルレーンの地で撮影を行いました。
巻末には、リサとグンナルの手書きの手紙と、ミナ・ペルホネンのデザイナー皆川氏をはじめ、本書制作に関わった方の文章が寄せ書きのような形で掲載されています。

ブランド紹介

1931年生まれのスウェーデンの陶芸家。1954年にグスタフスベリ社に入社し、素朴で温かみのある動物や人をモチーフにした作品を多く生み出しました。1979年同社を退社。1992年に「ケラミックステュディオン／Keramik Studion Gustavsberg」社を設立。経験豊かで確かな技術を持つ職人の力を借りながら、自身の代表作品である「ライオン」、「ブルドッグ」などの作品の復刻をはじめます。一方で新作や新シリーズを発表するなど、今でも精力的に活動を続けています。彼女の作品は本国スウェーデンはもちろん、世界中の数多くの人々に愛されています。

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