誰にとっても欠かすことのできない食の時間。家族や友人と夕食を囲む何気ないひととき、旅先で出会った名物に舌鼓を打つ時、特別なおやつで１人ティータイムを楽しむ時。きっと誰しも１つはおいしい時間にまつわる忘れられない思い出があるはずです。

そんな楽しい思い出をつくるきっかけになってほしいという想いから、「色を楽しむジャム」をコンセプトにオリジナルジャムをつくりました。ご協力いただいたのは、広島を拠点に、ジャムや焼菓子、ケーキ、ドリンクなどの販売を行う「ユーイチ／you-ichi」さん。ジャムのバリエーションのアイディアはもちろん、コンセプトやストーリーも話し合いや試食を重ねて完成しました。



テーマとなるのは「色遊び」。「遊ぶ」という言葉には、物事を楽しむという意味の他に、余裕のある様子も表します。どんなに忙しくても、食事をとっている間だけは気持ちを落ち着けて、肩の力を抜くことができる休息の時間。中でも、おやつの時間は、子どもにとっては楽しいとき、大人にとっては１日の中の余白となるとき。どんな人にとっても待ち遠しい瞬間なのではないでしょうか。



はじめて絵の具を手にして思うがままに筆を走らせたときの高揚感や、色を混ぜ合わせて新たな色が生まれることを発見した時の感動、次はどんな色を混ぜ合わせようかと考えるワクワクする時間。そんなかけがえのない思い出が食の時間でも生み出せたなら……そんな風に考えて、「パレッティジャム」はうまれました。

パレッティとはフィンランド語でパレットのこと。ティーマをパレットに、ジャムを絵の具に見立てました。そしてキャンバスになるパンやスコーンに自由に色を描いてみれば、きっと楽しい食の時間になるはずです。



特にこだわったのがセットになる色の組み合わせ。北欧の景色からインスピレーションを得て、食卓が明るくなるような３色を選びました。
沈みゆく太陽の色をイメージした「auringonlasku（夕陽）」は、秋の味覚さつまいもをベースにした「やきいもカシューナッツ」。自然豊かな森林をイメージした「metsä（森）」は、ユーイチさんのジャムのラインナップでも常に人気上位の「ピスタチオミルク」。木々が色づいていく様子を表す「ruska（紅葉）」は、こっくりとしたキャラメルの甘さを引き立てる塩味がアクセントの「塩キャラメルヘーゼル」。どれも素材にこだわってつくっていただきました。
まずは、単色でそれぞれの濃厚な風味を味わって。それから、２色、３色と混ぜ合わせて味の変化を楽しんでみてください。



パッケージのかわいさもこだわった点のひとつ。コロンとした手のひらサイズの瓶は、インク瓶をイメージして選んでいただきました。食卓に３色並べるだけで、パッと彩り鮮やかに。見た目にも楽しい時間を演出してくれます。箱に入って並んだ様子もとってもかわいらしいので、ギフトにもおすすめです。



食卓に笑顔を描くパレッティジャム。大勢でも１人でも、大人も子どもも、忘れられない思い出を描いてみてください。