何気ない瞬間をとらえた写真や子どもが描いた絵、旅行先で手に入れたポストカードなど、１枚ずつ額装するほどではないけれど飾りたいものって意外とあるものです。壁にかけるとなると少しハードルが高くなりますが、そのまま置けるスタンドならば話は別。
「ローム／Roam」の「ガラスフォトスタンド」は、そんな普段の暮らしから生まれるちょっとした写真や作品を気軽に飾って楽しむことができます。



２枚のガラスで飾りたいものを挟み、木製の台にはめ込んで使うちょっと珍しいタイプのフォトスタンド。1950年代に、ベルギーで実際につくられていたというフォトスタンドから着想を得たデザインです。

木枠で四方を囲まず、ガラスで挟むだけの仕様なので、飾ったものが宙に浮いているよう。入れ替えも手軽なので、気分や季節に合わせて小まめに中身を変えることができます。



土台には無垢のオーク材を使用。耐久性が高く、家具にもよく使用される材木で、同じオーク材のチェストや棚の上に飾れば、素材を合わせたコーディネートを楽しめます。

一般的なスタンドだと隠れてしまう裏側も見えるので、例えば誰かが旅先から送ってくれたポストカードを入れれば、絵や写真とメッセージを両方眺めることができます。



ロームは木工と鉄工の２つの技術を用いて家具や小物をつくっているブランド。鹿児島を中心に活動する作家の松田創意（そうい）さんによって2010年にスタートしました。

松田さんの作品は素材を活かしたシンプルなデザインのものが多く、すべての工程をひとりでこなしています。２枚のガラスが隙間なく土台にピタリとはまる正確なつくりからは、松田さんの技術の高さが伺えます。

「ムーベ／MOEBE」の「フレーム A4 オーク」と飾った様子。
フレームの中におさめていつでも目に触れるところに飾ると、いい思い出がさらに大切なものになる気がします。シンプルなデザインが中身を引き立て、どんなインテリアとも相性がいいから、プリントした写真とともに、ギフトにするのもおすすめです。