「ヴィンテージ リサ・ラーソン フェア 2022」開催!
2022年11月11日(金) ~ 11月27日(日) @free design吉祥寺店
スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。90歳を過ぎてもなお作陶に励む彼女の作品は、ユーモアと温かみに溢れ、その独特な存在感で今も多くの人を魅了しています。
free design 吉祥寺店では、時代や国境を越えて愛される彼女の作品を一堂に集めたフェアを開催いたします。
昨年に続き、2回目の開催となる今年は、1950年~1980年代頃につくられたアイテムを中心に、250体ものヴィンテージ作品を展示・販売します。グスタフスベリ社時代、フリー時代のヴィンテージ作品のほかに、世界に1体しかない貴重なユニークピースや、シリーズ化されていない希少なものまでが一堂に集結。作品ひとつひとつの表情をじっくりと眺め、手に取ることができる貴重な機会をお見逃しなく。
フェアの見どころ
当店バイヤーが長年かけて集めてきたコレクションやスウェーデンから届いたばかりの作品など、250体以上の作品が大集合。ちょっとした博物館ができ上がるほどのラインナップです。「LILLA ZOO」や「AFRIKA」などの有名なシリーズはもちろん、シリーズ化されていない希少なものや、ごく少数しか生産されなかったものまでもが、吉祥寺店に集まります。
リサ・ラーソン自身の手でつくられた、世界に1点だけの試作品やアート作品「ユニークピース」。彼女の作品は丸く愛らしいデザインが有名ですが、「ユニークピース」には個々の作品がより複雑で凝った仕上がりのものもあります。その他、製造数の少ない貴重なレアアイテムをお手に取ってご覧いただけます。
一目見ただけでも心奪われてしまう彼女の作品ですが、よりディテールに目を向けるとくすっと笑みがこぼれる愛らしい部分を発見できます。また、同じ作品でも個体によって全く違う表情や色などが見られます。実際に手に取れるからこそ、その違いや重量感などが楽しめます。ヴィンテージならではの風合いや現行品との違いにもご注目ください。
リサ・ラーソンを知る
リサ・ラーソン/Lisa Larson
大学卒業後、スティグ・リンドべリ/Stig Lindbergからスカウトを受け、当時スウェーデン最大の陶芸制作会社であったグスタフスベリ社に入社。
卓越したデザイン力で表現する動物や人間のオブジェに、愛情あふれる眼差しや、時に鋭いメッセージを忍ばせたりして、数多くの作品を生み出しています。
代表作品
1956年 「LILLA ZOO(小さな動物園)」シリーズ 初の量産化シリーズ。スティグ・リンドベリがリサの4本足のネコを手にし、「これをもう少し展開してみるのはどうか」と提案したことから端を発した最初のシリーズ。
1958年 「STORA ZOO(大きな動物園)」シリーズ 「大きな動物」といっても、ネコやロバまでも入った不思議なラインナップのシリーズ。シマウマはシリーズで最もレアな作品。
1965年 「AFRIKA」シリーズ ライオン、ゾウ、タイガーなどで構成されたシリーズ。代表作ともいえるライオンは、日本市場でのリサ人気が爆発するきっかけとなったもの。
1972年 「KENNEL」シリーズ 犬の表情やフォルムなど特徴がよく捉えられたシリーズ。リサはこのシリーズ以外にも多くの犬を手がけました。
1977年 「SKANSEN」シリーズ
スウェーデンの「SKANSEN/スカンセン」という
名前の動物園にいる動物たちをモチーフにしたシリーズ。
1979年 グスタフスベリを退社。 フリーデザイナーとしてRORSTRANDやJIE、WWFなどとコラボし、希少なアイテムが生まれた時期。
1992年 ケラミックステュディオンを設立。 グスタフスベリ社時代の製品を復刻するため、リサと複数人の仲間たちで設立。熟練した職人がひとつひとつ忠実に再現を行っている。
バイヤーのつぶやき
ケラミックステュディオンから復刻された動物オブジェからはじまり、その後スウェーデンやフィンランドなど、北欧諸国に買い付けに行くように。徐々にヴィンテージなども集まり、お店に並べるようになりました。
実際に職人がつくっているところを目の当たりにし、貴重な話を聞くことができて、さらに作品への愛着がわきました。手作業にこだわり、2つと同じものがないからこそ大切に思える、そんな職人の想いも含めてお客様に届けたいと思います。
退社後のフリー時代に、
JIEで制作された25種の動物シリーズのひとつ(JIEの倒産により実際の制作は14種のみ)。他にもグスタフスベリのクマ、銀行のノベルティのクマと、いろいろなクマを制作していますが、JIEのクマは自分と同じ名前なのでとても愛着があります。(バイヤー 樋熊)
フェアではこんな楽しみ方も!
ヴィンテージと現行品を見比べ!
ケラミックステュディオンで今も制作され続けている現行品も販売します。リサ自身が手掛けたヴィンテージと、熟練の職人が制作した作品を見比べ、その違いをお楽しみください。
花器とドライフラワーの
組み合わせを楽しめます!
リサといえば動物や人のオブジェのイメージが強いかもしれませんが、花器も数多く制作しています。今回のフェアでは花器をより楽しんでいただくために、それぞれにぴったりなドライフラワーをご用意いたしました。(ドライフラワー:北中植物商店)
リサ・ラーソン シルエットクイズ
ユーモアあふれるリサの作品を、もっと知ることができるクイズを出題!
彼女のおちゃめなアイデアが、作品にぎゅっと詰まっています。
リサの作品に数多く登場するネコ。
次のシルエットは、何という名前の作品でしょう?
① ミア
② マンズ
③ モア
② マンズ
リサ自身も5匹のシャム猫を飼っていたことから、ネコはリサにとって1番のお気に入りの動物。「キャット マンズ/CAT MANS」シリーズは、1970年代につくられたシリーズの復刻品で、中でもこちらは1993年に早期生産でつくられた作品です。また、ケラミックステュディオン製のネコは全てアルファベットのМから始まる名前がついているのが特徴。マンズの元のデザインといわれる「ムッレ/MURRE」を始め、「モーゼ/MOSES」「ミア/MIA」「モア/MOA」など、リサのつくるネコは、どれも優しく穏やかな表情で多くの人々に愛され続けています。
ミア、モアの現行品はオンラインショップでも取り扱いしております。ぜひチェックしてみてくださいね。
次のシルエットは、何という名前の作品でしょう?
① ペンギン
② 恋人
③ 2匹の鳥
① ペンギン(ノアの方舟)
神の怒りにより起こった大洪水で、ノアが家族と雄雌一対のすべての動物を引き連れて乗り込み絶滅を免れたという「ノアの方舟」の物語。そんな旧約聖書の中の物語からインスピレーションを得てつくられたのが「ノアの方舟」シリーズです。
動物の種類は全部で7種類で、物語をもとにオスとメスのつがいになっているのが特徴。中でもペンギンは体を寄せ合いクチバシを交差させている姿が可愛らしく、特に人気があります。
次のシルエットは、何という名前の作品でしょう?
① ライオン
② ネズミ
③ ブルドッグ
③ ブルドッグ(STORA ZOO)
ぽっちゃりとしたまんまるフォルムとピンと立った耳が愛らしいこちらのブルドッグは「STORA ZOO(大きな動物園)」シリーズの作品です。
1958年から販売が開始したSTORAZOOシリーズ。ブルドッグは途中から追加され、その後8年間制作されました。ネコのイメージが強いリサの作品ですが、ブルドッグも大のお気に入りだったようで、このシリーズの後にも「ケンネル/KENNEL」シリーズではサイズ違いで3匹のブルドックがデザインされました。
開催概要
【開催期間】
2022年11月11日(金)~11月27日(日)
【会場】
freedesign 実店舗
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
営業時間:11:00-19:00
無休
※展示会期終了後に発送させていただく商品もございます。予めご了承ください。
※会期中は、多くの方のご来店が予想されるため、お並びの人数によっては開店時間を繰り上げる可能性がございます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
※周辺店舗様のご迷惑にならないよう、当店階段下より先のお並びはお断りしております。
※階段下以降になるお客様には整理券をお渡しいたします。整理券をお持ちのお客様は指定の時間に優先的にご案内いたします。
※お電話・メールでのご注文やお取り置きは承っておりません。
※ご来店の際には、マスクの着用ならびに、店内でのソーシャルディスタンスの確保のため、2名様以下でのご来店にご協力いただけますようお願い申し上げます。
※店内が混雑してしまった場合には、ご入店を制限させていただく場合がございます。ご不便をおかけすることになり、誠に恐縮ではございますが、何卒ご理解のうえ、ご容赦いただけますよう、お願い申し上げます。