ムーミン限定マグ(アラビア/ARABIA)
ムーミン限定マグ(アラビア/ARABIA)
マグカップ一面に広がる
ムーミン谷の物語
ムーミン限定マグ(アラビア)
北欧フィンランド生まれの児童文学「ムーミン」とフィンランドを代表するテーブルウェアブランド「アラビア」による、「ムーミンマグ」。毎年夏と冬に発売される“季節限定マグ”は2006年から続く人気シリーズです。また、トーベ・ヤンソン生誕100周年やムーミンバレーパークオープンなどを記念してつくられる“アニバーサリー限定マグ”もあります。
冬と夏の“季節限定マグ”は、雪国ならではの夜の長さを思わせるちょっぴり大人な雰囲気の冬の物語と、ようやく夏がきた! と言わんばかりにからりと明るい夏の物語が描かれています。
この2つの季節が醸し出す空気感の違いは、作者トーベ・ヤンソンの心情の違いともいわれています。
児童文学と侮るなかれ。大人も思わず夢中になってしまう哲学的なテーマが詰まった物語に思いを馳せて、マグに描かれた場面を眺めるのもおすすめです。
泡たっぷりのカフェラテやスパイスたっぷりのホットチャイは冬マグに。夏マグには爽やかな朝にぴったりなフレッシュジュースや、氷をたっぷり入れたフレーバーウォーターで夏の爽快感を感じて。
季節やシチュエーションに合わせたとっておきのドリンクを飲みながら、マグに描かれた物語の中をのんびり旅してみませんか?
■スキージャンピング/Ski Jumping【2024年冬季限定】
ウィンタースポーツが得意なブリスクさんに嫉妬したムーミンは、スノークのおじょうさんの気を引こうとスキージャンプ大会に参加します。はじめての挑戦に震えながらスロープに向かうムーミンを見て、危険を感じたスノークのおじょうさんは「ムーミン!もう、やめて!」と声を掛けますが、時すでに遅く大胆に雪山を滑り出してしまいます。途中で怖くなったムーミンはストックを両手から離し、目を覆い、気が付けば空を飛んでしまうことに。スリルと迫力満点のスキージャンプの様子を見守る、スノークのおじょうさん、ミムラ、ソフス。そこに駆け付けるムーミン谷の仲間たちの躍動感溢れる愉快な絵柄が、鮮やかな色彩で表現されています。
■スプリング/Spring【数量限定/2024年限定】
待ちに待ったムーミン谷の春の訪れの様子が描かれた「スプリング」。
冬眠から目覚めてしまったムーミンは、しんと静まり返った屋敷の中、ただ1人世界に取り残されてしまったかのような孤独と恐怖に苛まれます。そんな中取り出したのがスナフキンの春の手紙でした。秋になると南へ旅立つスナフキンが春の約束として残していくこの手紙を、ムーミンは何度も何度も読み返して、自分を元気づけようとします。そして、さまざまな困難や恐怖を乗り越え、少しだけ成長したムーミンのもとに待ち焦がれた春がやってくるのです。 そんな喜びや希望を表現するような、明るく大きな太陽に、凛と咲く春の花々。そしてムーミン谷に戻ってきたスナフキンと、帰りを待ち望むムーミンとスノークのおじょうさんの様子が、爽やかな色彩で表現されています。両手を上げて帰りを告げるようなスナフキンの姿や、帰りを待ち望むムーミンとスノークのおじょうさんの表情にも注目です。
■ベリーシーズン/Berry Season【2024年夏季限定】
ムーミン一家が庭でベリー摘みやサイダーづくりを楽しむ様子が描かれた「ベリーシーズン」。コミックス「ふしぎなごっこ遊び」と「ムーミン谷のきままな暮らし」を、ムーミン アラビアのデザインチームがアレンジしたものです。
新鮮なベリーをジャムやジュースにするため加工に勤しむムーミンママや、「酵母が重要なんだ!」と自家製サイダーの樽にしっかりと釘を打つムーミンパパ、浴槽の中でいっぺんに大量のベリーをつぶすムーミンとスノークのおじょうさん、さらには木を揺らして収穫を手伝うミィの後ろ姿など、お馴染みのキャラクターが登場しています。
木にたくさんなっている実は、北欧では身近な赤スグリや黒スグリ。
淡いパープルにピーチ、グリーンの配色が爽やかで、ムーミン一家に混ざって清々しい初夏の日を過ごしてみたくなるようなデザインです。
■スライディング/Sliding【2023年冬季限定】
2022年冬季限定の「ウィンターワンダーズ」と同じく、コミックス「やっかいな冬」から採用された1コマです。
ブリスクさんにウィンタースポーツを教わるも、なかなかうまくいかないムーミン一家。そんな中、ブリスクさんに夢中のミムラねえさんは一生懸命に練習をして、スキーコンテストでブリスクさんを打ち負かしてしまいます。落ち込んでいるブリスクさんを元気づけるために、ムーミンたちは次の試合でセイウチのエドワードにわざと負けてもらうように仕掛けますが、スティンキーによって八百長だったことをブリスクさん本人にばらされてしまいます。そして、負けず嫌いのブリスクさんは、エドワードにボブスレーでのリベンジマッチを挑むことに。健全にスポーツを楽しむはずが、どんどんおかしな展開になっていくムーミン谷の冬に、くすりと笑ってしまいます。
■ガーデンパーティー/Garden Party【2023年夏季限定】
ムーミンたちがさまざまな動物たちと一緒に庭でパーティーを楽しむ様子が描かれた「ガーデンパーティー」。こちらは、コミックス「ジャングルになったムーミン谷」がモチーフになっています。
ある夏の日、ミィが見つけた「熱帯のタネ」を蒔いたところ、屋敷の周辺はたちまち熱帯植物が生い茂るジャングルになってしまいました。いたずら好きなスティンキーが、「本物のジャングルみたいにしよう!」と動物園の猛禽な動物たちを逃がしたからさぁ大変。最初は襲われそうになりながらも、ピンチに見舞われた動物たちを助けたことで友情が芽生え、一緒にガーデンパーティを楽しむほど仲良くなったのです。ムーミンの夏の物語らしいドタバタ劇に元気を貰えるデザインです。
■ウィンターワンダーズ/Winter Wonders【2022年冬季限定】
スケートをするムーミンたちが描かれた「ウィンターワンダーズ」は、コミックス「やっかいな冬」のワンシーンがモチーフとなっています。
ムーミンたちは本来、冬は冬眠しているのですが、なぜかこの冬は誰にも眠気がやってこず、「新たな伝統をつくるとき!」というムーミンパパの号令とともに外に出てみることに。そこで出会ったのが、ウィンタースポーツが大得意なブリスクさん。ムーミンたちはブリスクさんに勧められるがまま、スケートやスキーに初めて挑戦しますが悪戦苦闘。今回の絵柄では、スケートをしているシーンが採用されています。氷の上で一生懸命バランスをとろうとするムーミンパパや、恐る恐る立ち上がろうとするも、上手くいかないムーミンの姿に思わず笑みがこぼれる絵柄です。
■サマーフィッシング/Summer Fishing【2022年夏季限定】
3つのコミックス「ムーミンパパの灯台守」「ムーミン、海へ行く」「黄金のしっぽ」に登場する釣りのシーンを特別にコラージュしてデザインされた「サマーフィッシング」。
ムーミンたちにとって、釣りはとても身近なもの。食料を得るため以外にも、怒っている時や落ち込んでいる時に、海や川に釣竿を垂らしてじっとしている時間が気持ちを落ち着かせてくれるようで、頻繁に釣りに出かける様子が登場します。
今回の絵柄には、灯台のある島に引っ越したムーミン一家の暮らしの様子や、嵐による大波で運ばれた魚を見つけたトゥーティッキが網ですくいあげる様子などが描かれています。
details
商品詳細
- ブランド
- アラビア/ARABIA(フィンランド)
- デザイナー
- フォルム:カイ・フランク/Kaj Franck
柄:トーベ・スロッテ/Tove Slotte
※「ベリーシーズン/Berry Season【2024年夏季限定】」のみ、ムーミン アラビア デザインチーム - サイズ
- φ8.3cm × H8cm
- 容量
- 270ml(満水)/216ml(8分目)
- 素材
- 磁器
- 製造国
- タイ
- 使用〇
- 電子レンジ、オーブン、食洗機
brand
ブランド紹介
アラビア
1873年にフィンランド、ヘルシンキ郊外のアラビア地区で誕生したアラビア/ARABIA。デザイン性、芸術性に優れながら使い勝手に配慮した、実用的な陶磁器を制作する陶器メーカーとして北欧を代表する窯へと成長を遂げます。 「Vackrare Vardagsvara(美しい日常)」をスローガンに、ビルイエル・カイピアイネン、ヘイッキ・オルボラ、カイ・フランクなど、北欧屈指のデザイナーによって生み出された数々の傑作は、本国に留まらず、世界中で長きに渡って愛され続けています。そして、1990年以降イッタラグループのブランドとなった現在も、芸術性、実用性に優れた製品を生産し続け、高い評価を得ています。
attention
ご購入前に知っておいていただきたいこと
素材の特性上、製造工程で生じる以下のような点がございますが、メーカーの品質基準をクリアし、日本国内の正規代理店の検査基準を満たした商品になります。 また、当店にて再度検品を行った製品をお客様にお届けしております。
数年続いていた原作挿絵のデザインから、コミックベースになった今年の冬マグ。ブリスクさんが2014年以来に登場したり、背景色が暖色系になっていたり、“久しぶり”がたくさん盛り込まれています。
思い返してみると、過去作の冬マグを手に取るのは、夜が多かったように思います。冬の暗さや寒さを描いた原作小説の挿絵が描かれていたから、物語の世界に少しでも近づきたいと無意識に思っていたのかもしれません。そして、1日をしっとりした気持ちで締めくくるというのがお決まりでした。
今年の冬マグもいつものように夜に使ってみましたが、これはこれで楽しい気分にしてくれます。初めてのスケートに戸惑い、バランスを崩して滑稽な姿になってしまっているのが、ユーモラスで愛らしく、お気に入りです。
しんみりしたい夜、うきうきしたい夜、それぞれの気持ちに寄り添ってくれる冬マグは、冬のひとときを過ごすための大切な相棒です。
(WEB制作 イチクラ)