言わずと知れたスウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソンの陶器の猫。媚びない表情が人気の「モア/MOA」です。
大きさはSとM、それぞれブラウン、グレー、ホワイトの3色の展開があります。
リサ・ラーソンがつくった原型をもとに制作されている同シリーズは、一点一点が「ケラミックステュディオン/Keramik Studion Gustavsberg」社の職人の手仕上げによるもの。釉薬の掛かり具合、絵付けには個人差があり、ヒゲなど細かなディテールに二つと同じものはないのが魅力。
とは言え、どのモアちゃんにも共通して言えるのが、その丸っとしたシルエットと生き生きとした表情。誇り高く尻尾を立てて、こちらを見つめます。こちらに興味津々なのか、期待や喜びに胸を膨らませて、こちらに近づいてくる様子。猫好きの人なら「あるある!」と思わず顔がほころぶような瞬間の表情を捉えているのです。
大きさ違いで並べれば、いたずらをたくらんでいる親子のよう。親猫に連なるように、小さい猫を何匹か並べてみるのもかわいいです。手にのせると、陶器なのになぜか温もりが感じられるのがリサ・ラーソンならでは。
北欧インテリア好きなら、ひとつは欲しいアイテムですが、猫好きのあの人にも、プレゼントしたいですね。