キッチンツール(柳宗理)
料理の気分を上げる
使いやすく美しいキッチンツール
キッチンツール(柳宗理)
食事は暮らしの中で欠かせないもの。限られた時間の中で、できるだけ楽しくラクに美味しい料理をつくりたいものです。プロダクトデザイナー・柳宗理が手掛けたキッチンツールは、まさにそんな料理の効率とやる気を上げてくれる存在です。
深さのある「レードル」は、汁物を一度にたっぷりすくえます。また、横幅が広いのでお鍋の隅まですくい取ることができます。サイズはS、M、Lの3種類。小さな鍋を使ったときはSサイズがちょうどいい大きさ。Mサイズは、みそ汁にカレーなど、どんな料理にも対応できるサイズ。 Lサイズがあればゴロッとした煮物や大盛りの料理に便利。違うサイズで持っておけば、その日の献立によって使い分けることもできます。片側がフォークのかたちをした「フォークレードル」は、うどんなど、麺と具材、汁を一緒にすくうのに便利です。
穴の開いた「スキンマー」は、しっかり水を切りながらすくいあげることができます。ざるを使うほどの量ではないときは、こちらの方が手間なく便利です。サイズは2種類。小ぶりなSサイズは、少量の茹で野菜などをすくうのに使いやすい大きさ。湯豆腐をすくったり、揚げ物をすくうのには大きめのLサイズがぴったりです。
肉や魚を焼くときは「ターナー」や「バタービーター」が大活躍。「ターナー」のサイズは2種類。Lサイズは横長なのでステーキなども形を崩さずひっくり返すことができます。ひと回り小さいSサイズはお弁当に持っていくおかずなど小ぶりな料理に使えます。「バタービーター」は奥行きがあり料理をのせられる面が広くなっています。ヘラの部分も薄く料理の下にスッと入り込んでくれるので、オムレツなどちょっと繊細な料理のときも安心です。
「ステンレストング」は料理の仕込みから取り分けまで、様々な用途で使える優れもの。「穴あき」は水を切る役割も果たしてくれるので、茹でた麺を取り上げるときにも使えます。
卵料理やケーキをつくる時は「泡立て」が欠かせません。一般的な泡立てよりも本数が多く複雑に交差したワイヤーで、素早く混ぜることができ、きめ細かい泡をつくってくれます。また、手に負担がかからないように持ち手が軽く、滑りにくくなっています。
使い勝手の良さももちろんですが、美しい佇まいも魅力の1つです。装飾がなくシンプルでありながら、どこか目を引くデザイン。フックに掛けられる穴がついているので、キッチンの見える場所に引っ掛けておきたくなります。
幅広いサイズ展開や、用途を考えた独特なフォルム。わずかなサイズの違いですが、使ってみるとその絶妙なサイズ感がどれもしっくりくるのです。揃えておけば、必ず役に立つはずです。
details
商品詳細
- デザイナー
- 柳宗理(やなぎそうり)
- 製造
- 日本洋食器株式会社
- サイズ
- レードルS:約W7.2×H22.5cm
レードルM:約W8.6×D5.8×H28.8cm
レードルL:約W9.4×D6×H29.8cm
フォークレードル:約W9.4×D7×H28.8cm
スキンマーS:W7.2×H22.5cm
スキンマー L:W9.7×D6.5×H29.8cm
ターナーS:W7.2×H22.5cm
ターナー L:W10.5×D5×H30cm
バタービーター:W6.5×D8×H30.8cm
ステンレストング 穴なし:W4.7×D7×H22cm
ステンレストング 穴あき:W4.7×D7×H22cm
泡立て:φ8×H30cm - 素材
- 18-8ステンレススチール(つや消し)
- 生産国
- 日本
- 備考
- 使用可:食器洗浄機
柳宗理 キッチンツールができるまで
brand
ブランド紹介
柳宗理
1915年生まれ。MoMA(ニューヨーク近代美術館)に永久展示品として収蔵されている「バタフライスツール」や、1970年に大阪万博でも使用された「エレファントスツール」、1974年にグッドデザイン賞を受賞した「ステンレスカトラリー」、さらには1946年に開催された東京オリンピックの聖火コンテナ等のデザインを手掛けるなど、日本のプロダクトデザインに多大なる影響を与えたデザイナーのひとりです。1981年にはその功績を認められ、紫綬褒章を受賞。2011年の没後も、手掛けたプロダクトは世界中の人から愛され続けています。
attention
ご購入前に知っておいていただきたいこと
素材の特性上、製造工程で生じる以下のような点がございますが、メーカーの品質基準をクリアした商品になります。また、当店にて再度検品を行った製品をお客様にお届けしております。下記のことを製品仕様としてご了承いただきました上で、ご購入下さいますようお願いいたします。