フィンランド語で「露の雫」を意味する「カステヘルミ」。
デザインをしたのはフィンランドを代表する、デザイナーの「オイバ・トイッカ」です。
表面に施されたこの突起は当初、製造過程でどうしても出てしまう結合部を隠すための装飾でしたが、それをトイッカが気に入り、連なる雫のようなデコレーションを器全体に施すことになったのです。結果、この突起が見映えだけでなく、実用性にも一役買うことになりました。
このボウルにはフルーツやヨーグルト、ミニサラダなど、実にさまざまなものが似合います。絶妙な深さでどれも盛りつけやすく、一日に何度も出番があるはずです。適度な重さと安定感があり、突起の効果で水滴がついても滑りにくいので、冷製スープやアイスクリームなどの冷菓を入れてもいいでしょう。持ち上げることの多い取り皿にも適しています。
そして「カステヘルミ シリーズ」ならではの楽しみ方をひとつ。それは自然光や照明がガラスを通ることで、テーブルに描かれる美しい「露模様」を眺められること。一日に何度も登場する器だからこそ、刻一刻と変化する光の模様を楽しめるのです。