「マリメッコ」のデザイナーとしても知られるフィンランド在住のクリエイター・石本藤雄さんが、故郷・愛媛県を舞台にプロデュースするブランド「ムスタキビ/Mustakivi」。日本の伝統と北欧の洗練されたデザインを見事に調和させたアイテムを多数発信しています。
愛媛県・砥部町で約240年もの歴史をもつ「砥部焼」は、地元・砥部の陶石から形成され、一点一点、職人の手仕事でつくられる伝統的なやきものです。
「CUP」はその砥部焼をベースに、フィンランドのエッセンスを融合させて誕生した碗。潔いほどすっきりとした直線と曲線で構成されたフォルムは、湯呑みや茶碗といった用途のほかにも、小鉢や花を活ける花器としても幅広く使用できます。使い方を限定することなく「飲む、盛りつける、飾る」といったあらゆるシーンに対応できるシンプルさが魅力です。
カラーは4色。深みのある呉須の刷毛目を重ねた「GOSU」、宝石のような艶感が美しい青磁釉の「SEIJI」、シックでモダンな天目釉による「TENMOKU」。そして、白素地に無色の釉薬をかけた「HAKUJI」。砥部陶石の白さをふんだんに生かしながらも、ツヤを抑えた釉薬を施すことで、しっとりと手に馴染むマットな質感に仕上がっています。
石本さんのテキスタイルデザインにもみられる美しい色の重なりとグラデーションは、和の佇まいと北欧の風情が感じられ、独特な魅力に溢れています。
サイズはS、M、Lの3つのサイズからお選びいただけます。
Sサイズは、湯呑みやそば猪口、小鉢などにちょうどいいサイズ。同シリーズの長角皿と一緒に使えばカフェ風のワンプレートのでき上がりです。Mサイズは、カフェオレボウルやスープカップ、デザートカップとして使いやすいサイズ。Lサイズは、ご飯物や麺類、煮物にも◎。おしゃれな小丼ぶりとしても使えます。
和風にも洋風にも中華にも合わせやすいカップは、日常の暮らしに寄り添い、幅広く活躍してくれることでしょう。