北欧の代表的なキャラクター「ムーミン」。1945年に初の小説が刊行されてから現在に至るまで、世界中の人に愛され続けています。そんなムーミンの名シーンと益子焼がコラボレーションした器「マシコ ポタリー −グレーズ−/MASHIKO POTTERY−GLAZE−」。
栃木県益子町でつくられている日本の伝統的な焼き物のひとつ「益子焼」。元々は壺や水瓶といった日用品をメインにしていましたが、陶芸家・濱田庄司氏が花器、茶器といった民芸品をつくり世に広めたことで、日本に留まらず世界的に注目を集めました。砂気が多く、ごつごつとした土の風合いを活かした素朴で温かみのある佇まいが特徴です。
まず目を引くのは、器の3分の1に大胆に掛けられた白や青、茶色の釉薬。こちらは「掛け流し」という益子焼の伝統的な手法で釉掛けされています。筆を使わず柄杓(ひしゃく)を使って器に色付けすることで、躍動感を生み出しています。ムーミンのワンシーンに登場する雪や川、大地といった風景をこの掛け流しで演出しています。
大皿料理の取り分け皿として使うのにちょうどいい大きさ。ケーキや焼き菓子を乗せたり、サラダに果物、酒の肴など、使ってみると色んな場面で手に取ってしまうはず。わずかにフチが立ち上がっているので、少し汁気のあるものにも使えます。
食べ物を乗せると絵柄が見えなくなってしまいますが、食事を進めていくうちに少しずつムーミンたちが顔を覗かせます。その姿に、思わず笑顔になってしまいそうです。バリエーションは全部で5種類あるので、家族や用途で使い分けることができます。
自分用としてはもちろん、贈り物にしたいという方には5種類の器がまとまったBoxセットがおすすめ。しっかりとした厚手の箱に、金色のムーミンが型押しされた上品なデザインになっています。1枚ずつでも専用ボックスに入っていますので、相手が喜ぶ顔をイメージしながら絵柄を選んでみるのはいかがでしょうか。