美しいシルエットと独特の存在感を持つ、マットブラックの塗料で覆われたカトラリーは、ポルトガルのカトラリー専門メーカー「クチポール／Cutipol」によるオールステンレスのシリーズ「ムーンマット／MOON MATT」のもの。

テーブルにあるだけできりっと全体の雰囲気が引き締まります。無駄のないかたち、細く美しい柄、マット仕上げのブラックカラー……くせがありそうですが、洗練されていて意外と色んな食器と合わせることができます。無地のものや柄物、陶磁器から木製の器まで。独特な雰囲気を持つカトラリーなので、色んな食器や料理と組み合わせるのが楽しいのです。

同ブランドを代表するシリーズ「ゴア／GOA」は柄にレジン（合成樹脂）を使用し、異素材を組み合わせたデザイン性と軽さが特徴です。対してムーンマットシリーズはオールステンレス製。より洗練されたシンプルなデザインと、食器洗浄機が使える実用性が魅力です。
また持ったときにはしっくりくる程よい重さがあり、抜群の安定感。中央に膨らみのある柄は指がしっかりフィットし、カトラリーをコントロールしやすくなっています。人間工学に基づいてデザインされており、見た目だけでなく使い心地にもこだわってつくられています。
また一部のカトラリーは柄の長さが異なります。「コーヒースプーン」、「デザートスプーン」、「デザートフォーク」、「デザートナイフ」、「ディナースプーン」、「ディナーフォーク」の6種類はゴアよりも約1～2cm柄が短くなっています。

ラインナップは「コーヒースプーン」、「バターナイフ」、「デザートスプーン」、「デザートフォーク」、「デザートナイフ」、「ディナースプーン」、「ディナーフォーク」、「ディナーナイフ」の8種類です。
デザート系は前菜やデザート、朝食に。スプーンはヨーグルトやアイスクリームを食べるのにちょうどよい大きさ、フォークとナイフはサラダや、オープンサンド、パンケーキなどに使うとぴったりです。
デザート系よりひとまわり大きいディナー系は肉・魚料理や、スープ、パスタ、ごはんものに。ディナースプーンは口の部分が大きめなので料理をしっかりすくうことができます。
デザートナイフとディナーナイフは刃先が波刃になっているので、パンなどの柔らかいものから野菜、肉、魚までスムーズに切ることができます。

スプーンの絶妙なカーブやフォークの長い歯は、機械ではつくることができません。クチポールのカトラリーは製造の全工程を自社で行い、熟練した職人が一本一本手に取って作業をおこなっています。その使い心地のよさは、他のカトラリーでは味わえない徹底されたオリジナリティの追及と、手間暇をかけた職人の手仕事の賜物なのです。

マットブラックで統一されたシックな雰囲気のカトラリー。その個性をぜひ毎日の食事で楽しんでください。